不安は「敵」とだが、時に「味方」になりうる時もある。
誰にでも襲ってくる不安。不安って嫌ですよね…。
私も本質を知るまで嫌でした。本質を知っても襲ってくる感覚については今も良い気はしていませんね
そんな不安についてのお話を今回していこうと思います。
不安だからリラックスは意味がない?!
2013年にハーバード大学で不安な時にリラックスをさせようとする事に意味がない。というある意味衝撃的な研究結果が発表されました。
不安で落ち着かないからリラックスするために色々やったりしますが、それ自体あまり効果がないとは…。
不安がもたらすメリットとは
人は何故不安な状態に陥るのか?
そもそも不安とは何か?
という事を知れば不安ともうまく付き合えるかもしれません。
不安は自分自身がやる気になっている状態であり、真面目に取り組んでいるからこそ不安に感じるのです。どうでもいい事に不安を感じる事はありません。
つまり、これは自分にとってチャンスであり身体がそれを理解しているから失敗したくないという感情から不安を作りだしている。という事です。
やる気になっている証拠なんだと考える方が良いです。
不安は悪いイメージが強いですが、不安が良い選択をもたらす事があるということもわかっています。不安をネガティブに捉えるのではなく、不安がもたらすメリットや不安がなぜ起こるのか?という方向で考える方が精神衛生上良いとされています。
なかなかそんな風に考えられないのが不安ですが、 不安がリラックスで開放されないならポジティブに捉えるしかないですよね
不安と似ている緊張
不安とよく似ている緊張ですが、似ている点は”やる気”という部分。
緊張すると心臓がドキドキしてどうしようもない状態になりパニックを起こす人がいますが、なぜ心臓がドキドキするか知っていますか?
心拍を早くする事で血流が上がり行動力が上がる。という状態を身体はつくっているのです。
では、なぜ行動力を上げるような状態を作るのか?
本能という部分で見ると緊張とは、命を落とすかもしれないという危険な状況となります。そして、その緊張の原因が命を落とすほど危険なのかどうか本能はわかりません。なので単純に緊張すると心拍を上げて臨戦態勢を取るのです。
つまり、”やる気”が出ているのです。
不安や緊張は、正直あまり気分的に良いものではない部類になりがちですが、不安も緊張も”やる気”が出ている状態なので見方からすると良い状況です。
緊張時に起こる息苦しさと解消法
緊張した時の心臓のドキドキと息苦しさの関連性はないとされています。
あくまでその状況下で息苦しくなるのは、パニック状態になり呼吸が浅くなることから息苦しさを感じるという事になります。
息を吸う回数が増えれば増えるほど、交感神経が有利に働くので余計に緊張してしまう状態になるので深呼吸をして副交感神経が有利な状況を作る事でリラックスでき息苦しさが解消されます。
不安を感じる時は
以上の事からも「不安」を感じるのは、それについて”真剣”に取り組んでいるという証拠になります。
完璧に準備が出てきおり「なんの不安もない」という人も中には存在するでしょう。しかし、それは本当に稀なケースです。
大抵、どれだけ準備しても勉強しても不安はつきまといます。不安を感じてるから”足りない”と思うのでなく、不安を感じるほどそれと真剣に向き合ってきた。と思ってください。だからこそ大丈夫なのだと自分を信じてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。