継続は力なり。
わずかな事でも続ける事で成果となって現れる。
地元で公園がひとつ閉鎖される事がニュースなどで騒がれていました。
長野市で公園が閉鎖するなんて区画整理以外であまり聞いた事がないので、何があったのかと思えば苦情が何年も続いた結果閉鎖する方向に舵を切ったとのこと。
まさに継続は力なり。ですね。
それも苦情を言い続けたのがたった一人という事で、一人でも言い続けることで公園を閉鎖する事ができるという事を証明しました。
付近には、小学校や保育園もあり交通的な問題なども含めて色々不満があったようですが、「子供の声がうるさいから」という理由がニュースなどで出ているので苦情の大半は「騒音」という事でしょう。
少子化で子供の数も減り更にはコロナ渦で公園で遊んでいる子供もまばらなこの状況で苦情を言い続けたというのは、さすがというか凄いというか…。
その人個人の状況などは、正直知りませんし一個人の状況などが反映されるほど日本という国は甘くないと思ってたので通用したことに驚きを隠せません。
最近は、幼稚園や保育園、小学校のイベントがうるさいと苦情を言う人も増えているようで幼稚園や保育園、小学校も相当気を使っていると聞きます。
以前は、あまり耳にしなかった事ですが、圧倒的な少数派になった子供は圧倒的な多数派の老人に気を使わなければならない世の中になったのでしょうか。
この一件に関しては、子供側に立てば「子供なら何をしてもいいのか」なんてくだらない問いをする人もいますが、子供が市役所に行ってクレームなんて言いますか?わざわざ電話してあの老人ホームがうるさいからなんとかしてくださいなんて言いますか?少なくとも幼稚園や保育園に通う子供や小学生は老人に優しいと思いますけどね。
共存するってお互いにどうしたって我慢する部分が出てくるでしょう。
今回は、交通の面での渋滞だのエンジン音なども苦情の一因として取り上げられているので親も当然ながらそのあたりには配慮すべきところだったと思います。
親が苦情を言われて何か問題が起こっているならまだしもクレームの矛先が子供に向くのはいささかどうかと。
苦情やクレーム、明らかにおかしいと思える事さえも声を上げ続ける事でそれが正義になるんだなと感心した出来事です。