今とは昨日の明日で明日の昨日。

今ここが中心であるという思考

【人を挫く言葉】無能なんて言葉に振り回されるな。結局は人の意見だ。

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最近ネットの記事を眺めているとよく出てくる「無能」という言葉。

Twitterを覗いても言っている人がいます。

良い言葉とは到底思えません。はっきり言うと好きではありません。

 

 

批判するのは自身がそうだから?

大体、このような事を書きと「自分が無能だから嫌いなんじゃないですか」と言う人がいますが、自分は得意な事と得意じゃない事があるので能力が足らない部分も当然あると思います。その部分に関しては、その言葉に当てはまると思いますが全てがそうではないので自分をそんな風に今は思っていません。

 

人に振り回されている証拠

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過去に限れば「無能」という言葉には敏感でしたし自分でも使っていました。

しかしそれにより自分を苦しめて結果として身体をぶっ壊しました。

 

会社にいれば「あいつは使える」「あいつは使えない」という言葉を耳にする事もあると思います。そして、人の言動が気になる人はこの言葉に非常に敏感です。

 

私は、”人の目を気にする”タイプの人間で「使えない」という評価を受けたくないという一心から必死に仕事をして気がつけば会社からそこそこの評価を貰えるようにはなっていました。しかし、使えないと思われるのが怖い人間はどれだけ良い評価を貰っても良いポジションを貰ってもその思考が解消される訳ではないのです。

 

他人の評価を気にした結果どうなるか

良い評価やポジションを貰う事で更なる「使えないと思われたくない」という思考が強くなります。こうなると負のスパイラルです。

 

自己肯定感が高く向上していくタイプとは違う原動力で動かされている人間にはいずれその反動が来ます。私は、病気という形でかえってきました。

 

病気などで会社を離脱すると結局のところ会社からは「使えない」という評価になります。あれだけ「使えない」と思われたくない一心で働いて最終的に得たものは「使えない」という評価であり退職という道でした。

 

その時のメンタルたるやもう最悪ですよ。

そもそも人の評価ばかり気にしている時点で自己肯定感が低い人間だったのに一番気にしている評価と病気までいただいて自分が一体何をしたんだって本当にどん底に落ちました。

 

結果として知れてよかった

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でもね。この結果でよかったんです。

 

私自身がどれだけ人の目や評価を気にして生きてきたのか。そして、何より自分自身も人を「使える」=有能「使えない」=無能という目で見てきていたのか。という事に気づけた。何が悲しいって自分がそんな評価を受けたくないと思いながらも私自身も同じように人に対して「有能」だ「無能」だと評価していたという事実に情けなくなりました。

 

有能や無能という言葉は、決してマウントをとるためディスるために使うべき言葉ではない。

 

人それぞれ得意不得意があり得意な場所で戦えば有能です。しかし、そんな有能な人もまったく畑違いの場所で戦えば無能になることもあります。一回の成功や一回のミスで有能だの無能だの評価をするのは大きな間違いだと思います。

何よりその人が得意な環境で戦えているかもわからないのに言ってしまうのは挫く事になるので良くない事です。

 

本当は、別の場所で戦えば凄い能力を秘めているのに「無能」という言葉で心を挫いた結果その場所にもいけないような事になるのは世の中のためにはなりません。

 

もし、人を挫くような言葉を癖やなんとなくで使っている人がいるならば今一度真剣にその言葉を使うべきか否か考えてほしいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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