ポジティヴもネガティヴも両面あってバランスが取れている
「ポジティブであれ」と言われます。
確かにそれは「ネガティブ」よりもはるかに心の状態は良いでしょう。だけど、それってある意味不自然だと思いませんか?
今日は、そんなポジティブとネガティブについてお話をしていこうと思います。
ポジティブ思考が良しとされる背景
辛い事があっても苦しい事があっても愚痴や弱音を吐かずポジティブに考える事がポジティブ思考っていうイメージありませんか?
おそらくその背景には、うまく行っている人なんかが、どんな状況でも弱音も吐かずにポジティブでモチベーションも高くガンガン目標を達成している。そして、そういう人の言葉にはネガティブが存在していないというイメージがポジティブ思考でなければならないという事に関係していると思います。
でも、実際自分でポジティブを心がけていてもうまくいかないケースって多くないですか?
ポジティブだけというのが不自然
何故、”ネガティブがダメ”で”ポジティブが良い”のでしょうか。
私達が生きているこの世の中には、陰と陽や晴れの日と雨の日、昼と夜など様々な部分で両極が存在します。
晴れの日と雨の日なんて非常にわかりやすく、晴れの日ばかり続けば干ばつになり植物が育たなくなります。しかし、雨の日ばかり続けば昨今の日本のように(世界もそうか)雨による自然災害などが起こります。
どちらか一方だけを見るという事が自然界も含めて不自然なんです。
ポジティブとネガティブのバランスがとれてはじめて良き人生になると考えます。
バランスを取っているんだなと感じられる経験として、
ポジティブな出来事ばかりが続いたと思ったら、いきなりネガティブな出来後が起きてそれも同じだけ続いたという経験はありませんか。
昔から「これだけ良い事が続くと悪い事が起こるんじゃなか」という言葉があるくらい潜在的に皆それについて気づいているはずなんです。
ポジティブもネガティブも人生に必要な存在
一つの出来事には、必ず良い面(ポジティブ)と悪い面(ネガティブ)が存在しています。
わかりやす例として、会社で役職などについた場合、
ポジティブ⇒給与が上がる。権力が付与される。
ネガティブ⇒責任が重くなる。就業時間なんて存在しなくなる。
というように両面必ず存在します。これは、どんな出来事でも言えると思います。
大体、どちらか一方だけ見るので気づかないだけで両面を意識すれば見つけられます。
悪い事があったけど、この出来事にはこんな良い事もあるという意識を持つだけで感情のブレも非常に小さくなると思います。
ポジティブな出来事が起きてほしいならネガティブな出来事も受け入れてあげる事が大切となります。
どんな出来事にも「ニュートラル」な感覚を持って生きていく事が心地よく過ごせるのかもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。