【反芻思考】頭をぐるぐる回り続けるネガティヴな思考。そのループから抜け出す方法は…【モンキーマインド】
嫌な出来事や人から言われた言葉などが頭から離れずずっと頭の中でグルグル回っている状況に悩んだ経験はありませんか?
それ”反芻思考”です。
反芻思考の状態になるとなかなかその状態から抜け出せずに苦しむというケースが多々あると思います。今回は、そんな反芻思考から抜け出すための方法を記事にしていこうと思います。
反芻思考とは
ネガティブな思考や記憶が留まることなく頭の中をぐるぐる回る状態の事です。別名モンキーマインドとも言われます。
この状態になるとネガティブがネガティブを呼びメンタルの状態が非常に悪くなります。
結果、脳のエネルギーが膨大に消費され、疲労がどんどん蓄積し睡眠の質が低下します。睡眠の質が低下すると脳の回復を妨げるようになります。
脳の回復が妨げられると神経伝達などにも影響が出るので病気になる可能性も増えてしまいます。
反芻思考に有効な手段
反芻思考の状態に陥ると頭のキャパシティを全てその思考に奪われてしまうため、解決策を考える事が出来ずネガティブな感情が頭の中をぐるぐる回る状態になってしまいます。
なので、一時的で良いので反芻思考を止めてあげる事が大事になります。
反芻思考を一時的に止める事で解決策を考えられる事により反芻思考をとめる事が可能となります。
具体的な手段としては、
- 自然の中を歩く(森林浴など)
- 公園などで身体を動かす
- マインドフルネス(瞑想)
- 集中できる事をする
などが有効な手段と言われています。
自然の中を歩く
これについては、以前「自然欠乏症候群」の記事で触れているので見てもらえればと思います。
★自然欠乏症候群★
公園などで身体を動かす
公園には、木などもあり自然に触れるという面で自然の中を歩くと似ているが更にそういう環境の中で身体を動かすという事で反芻しているネガティブな感情を一時的に意識から飛ばす事が可能になる。
フィジカルが思考に影響を及ぼすとも言われているので身体動かすという事で思考が前向きになりやすというのもあると思います。
マインドフルネス(瞑想)
マインドフルネスをやっていないとどうやっていいかわからないという人もいると思います。
マインドフルネスは種類が多く色々あるのでやってみて自身に合うものを探すのがベストですが、反芻状態で「じゃあマインドフルネスのやり方を調べます」なんて状態にはならないので簡単な方法として
- リラックスできる状態で座る
- 目を閉じる
- ゆっくり呼吸をする(吸う呼吸ではなく吐く呼吸の方を意識する)
これだけでも十分マインドフルネスの状態になります。この時呼吸を意識する事で反芻思考を抜け出せる事もあります。
マインドフルネスの時に以下の事を意識するのも大事です。
- 何度も考えたと言う事実を受け入れもう十分だと思考からネガティブな感情を切り離すようなイメージ
- 客観的にそのネガティブな思考や記憶を見る
- その状態が良い悪いという判断をしないノンジャッジメンタルを意識する
集中できる事をする
例えば、熱中できるゲームや時間を忘れて行えるような趣味があればそれを行う事で反芻思考を止める事ができます。一番簡単なようで反芻思考になってしまうと趣味とかもなかなかできない状態になるので難しいですが、もしそういう趣味があればそれを無理して行って集中できる状態になるまでやるというのも一つの手段となります。
反芻思考の時に気をつける事
大切なのは「考え」を客観的にに見るという事。
反芻思考の時に頭で流れている声は(別名:リトルボイスやインボイスなどとも言われています)自分の考えではありません。「頭の中で発しられている言葉」=「自分の考えや意思」という考えは捨ててください。これが自身の真理と思ってしまうと本当に酷い状況になります。
自身の真理とは、もっと奥になります。俗に言われている潜在意識と言う部分の話です。
生きていれば必ず訪れると言ってもいい反芻思考ですが、深みにはまる前にうまく意識をそらして生きていきましょう。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。