想像力を養う事の必要性を考える
子供を見ていると想像力が豊かだなぁと感じます。ふと、「私の想像力っていずこへ?」という疑問が…。
歳を重ねると色々な経験と常識を吸収します。
その変わりに徐々に「想像力」というものが失われていくように思います。
頭の中でこれこれがこうなるからもしかしたらこうなるかもなんて事を想像します。
そして、それになんの疑いもなく行動にうつせれば良いのですが、
「それをやるためのリソースは?」
「それをやる意味は?」
「それをやってそうなる根拠は?」
なんてつまらない言葉が頭の中で浮かんでくる訳ですよ。
何かやる前に理論武装したがる自分がそこにいる…。
仕事で分析などをしていたせいか常にそう言われる想定が癖になっているのでしょう。確かに仕事では大事なスキルだと思います。しかし、それがベースになって誰かに何か言われた時の想定込みで想像を具現化できるか否かを考えるって想像力を欠如させていく原因だと私は思う訳です。
大事だと思うが、それがすべての軸にしない方が良い。
もしそればかりだとエビデンスがあるものだけしかできない人間になり、仮説を立てて実証する側の人間にはなれないのです。
色々なチャレンジはありますが、仮説を立てて実証する人ほどチャレンジ精神が豊かな人はいないと思います。
仮説を立てて実証する人は、とにかく「面白そう」という事で動きます。そこにエビデンスがあるからやるのでなく自分がそれに挑戦したらどんな経験が得られるかという事を考えます。
考えなしで行動するのもリスクを負いますが、それに捕らわれすぎて行動ができないのもリスクです。どちらも同じだけ持っている事が理想となります。
意識しないとどちらかに極端に寄った考えになってしまうので今自分がどちら側なのか見つめなおすのも良いと思います。
もし、想像力が乏しくなったなぁと感じているならとにかく小さな事に関して仮説を立てるという事を習慣化しておくとよいと書いてありました。
大人になってから想像力って養えないと思っていましたが、そういう行動で養えるようなので意識しながらやって想像力を取り戻したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。