見たもの全てが事実とは限らない
見え方は投影、捉え方という言葉があります。
つまりは、自分に見えているものが全てではないという事です。
なんか凄くスピリチュアルな表現になってしまいました。
見ているとは、目で見ているという事だけではなく感じるや思う事も含めての事を指しています。
人間の構造は、目から入って脳で処理されて目の前に投影されると言われています。
心霊などは霊能力というものがあって見えている人もいると思いますが、恐怖からないものを生み出しているとも言われています。
ですが、目から見えているので本人からすると実態のある何かなのです。なので、本人からすれば見えていて他の人から見えてないというのも事実です。
では、なぜそのような現象が起こるのか。
一説には、脳が見えているものを投影する時に記憶の画像も一緒に映し出してしまうという事があるようです。
明確なソースはなく人から聞いたものなので真偽は不明となりますが、幻覚の症状などを考えると上記の説明の方がしっくりきたります。
そういう実際に目で見える見えないの他に
初対面であった人に対して持つ印象も脳と関係していると言われています。
記憶の中に似たタイプの人がいるとその人の印象を持ったりします。
仕草や風貌など過去に近しい人がいるとなんとなくその人の印象を持ってしまったとうい経験はありませんか?
初対面でこの人なんか嫌な感じがするという感覚を持つ事があると思いますが、別にその人が何をした訳でもないのにそう思われるのは記憶の中にそう思うモデルケースがあったりします。
でも、実際話をしてみたら全然違ったって思ったりしますが、相手からすれば全然違うもなくその人はその人なのです。
「思っていたタイプと違ったよ」って言う人もいますが、まさにそれだと思います。
というように実際に見えているものや感じる事は、記憶が影響していることがあります。
よく色眼鏡でみないと言う言葉がありますが、そういう言葉もこんなところから出来ている言葉なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。